基本操作③: リモートリポジトリへの送信

ここまではローカルリポジトリでの作業でした。
実際の開発ではこれを複数人で行う為、共通のリモートリポジトリを運用して其々のトピックを結合していきます。
ここからは実際にリモートリポジトリにローカルリポジトリでの作業結果を反映していきましょう。
今回はリモートリポジトリにGitHubを利用します。
まだ、GitHubのアカウント登録をしていない場合は事前準備の手順に沿って登録をしてください。

https://online.rod.jp/courses/github/lectures/15914291

上記の手順にリポジトリの作成手順も掲載されているので、GitHubにリモートリポジトリを作成してみましょう。
今回はRepository nameを hello_git にしましょう。

リモートリポジトリの登録


それではGitHubに作成したリモートリポジトリを先ほどまで作業していたローカルリポジトリに登録をします。 リモートリポジトリを登録することで、ローカルリポジトリでの作業をリモートリポジトリに反映できるようになります。

GitHubで先ほど作成したリポジトリを選択するとリポジトリのURLが表示されています。 こちらのURLは各自作成した環境によって変わるので各自コピーしましょう。


そして、ローカル環境でgit remote add を実行します。URLは自身のリポジトリにしてください。

$ git remote add origin https://github.com/<ユーザー名>/hello_git.git

このように origin <リポジトリ> というパラメータを指定することで、origin という名前でローカルリポジトリに登録します。
これで以降はoriginという名称で登録したリポジトリを指すようになります。
origin という名称でなくても問題はないのですが、慣例としてどこの現場でもorigin という名前を付けるのでリモートリポジトリの名前はoriginと付けましょう。

リモートリポジトリへの送信


それでは origin として登録したリモートリポジトリにローカルリポジトリの変更内容を登録してみます。
リモートリポジトリのmasterブランチにローカルリポジトリのmasterを送信したいのでmasterにいることを確認してからgit pushを実行して送信します。

$ git push origin master
Counting objects: 100% (9/9), done.
Delta compression using up to 4 threads
Compressing objects: 100% (3/3), done.
Writing objects: 100% (9/9), 692 bytes | 14.00 KiB/s, done.
Total 9 (delta 0), reused 0 (delta 0)
To https://github.com/rod91/hello_git.git
* [new branch]      master -> master

リモートリポジトリに送信されました。
実際にGitHubで確認してみるとindex.htmlが追加されています。

ここまででローカルリポジトリで作業した内容をリモートリポジトリに反映することが出来ました。
これでGitHubを使用して共同開発をする為の基礎知識は揃いました。
次回からは複数人で共同開発する手順を行っていきましょう。

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